九州一の繁華街天神と九州一の歓楽街中洲の間にひっそりと佇む大人の街西中洲。ここに全国から赤身肉を求め、多くのお客様が足を運ぶお店【力飯店(りきはんてん)】がある。
多くの人は、赤身肉と聞くと腿や臀部といった筋肉質な「部位」をイメージするだろう。だが、力飯店で提供される赤身肉とはそれだけではなく、他店とは一線を画す。
「身体にやさしく消化に負担のかからない赤身肉(=Tender Beef)を追求し続け、たどり着いたものは、黒毛和牛以外の和牛3品種〈褐毛和種(通称あかうし)、日本短角和種、無角和種〉だった。」
和牛の生産頭数で黒毛和牛が95%を占めるなか、店主・加山浩二(かやまこうじ)氏が全国の産地に直接足を運び、生産者へ肉本来の味わいを楽しめる赤身肉への思いを伝え続けることで自ら入手ルートを開拓してきた。
力飯店は、北九州より移転して間もなく6年となる。その開拓は今もなお続いており、高森牛、むなかた牛など、取り扱い品種は増え続けている。
赤身肉をこんなに数多くの品種、部位で楽しめるお店は九州はおろか、全国でも数少ない。
力飯店でのお客様の注文は、その日に仕入れたTender Beefを中心に構成される「おまかせコース」が主流となっている。
「お1人に一切れずつ、色んな品種と部位を楽しんで頂きたい」と願う店主の思いが詰まった「おまかせコース」はおすすめだ。
上質な色調でまとめられた店内は、広々とした印象で、落ち着いた雰囲気を感じさせる。ゆったりと幅をもたせた椅子とテーブルがとても印象的。その個室は接待や記念日に。友人や、家族、気の合う仲間との食事は多くのお客様で賑わうメインダイニングがおすすめ。多くのお客様の美味しい笑顔に包まれる。
店内のいたるところに配されている李朝の骨董品の数々がこの空間をより引き立たせる。この調度品もひとつの楽しみとして来店される方の為に、入れ替えも頻繁に行っている。
おもてなしの場として、記念日にもおすすめの力飯店。
福岡にお越しの際はTender Beef の魅力にぜひ一度出会ってみて欲しい。