今、ユクサス編集部がもっとも押している鹿児島の幻の食材「百年昔の芋 蔓無源氏(つるなしげんぢ)」を、一流の職人に託すとどうなるのか・・・・。
東京・鹿児島の食の匠に「百年昔の芋蔓無源氏(つるなしげんぢ)」を使った料理を考えて頂きました。
有明・和食『中村孝明 ARIAKE店』作る
百年昔の芋「蔓無源氏(つるなしげんぢ)」料理
卸した蔓無源氏(つるなしげんぢ)に、塩を加え甘味を一層引きだし蒸して饅頭にし、エノキや椎茸、しめじを合わせた鱶鰭(フカヒレ)の餡をかけ、分葱と下茹でしたあられパプリカをあしらった上品な一品。しっとり、もっちとした蔓無源氏(つるなしげんぢ)の饅頭に、鱶鰭の食感が合わさり、繊細な味わいはもちろんのこと、食感・香りと口に入れると幾層にも幸せを感じさせる仕上がりで、巧みな手仕事職人・和の鉄人中村孝明氏のなせる技。
料理のプロに訊く
−百年昔の芋蔓無源氏(つるなしげんぢ)の印象は?−
初めて味わう芋ですが、印象は甘さが立つ安納芋に似ている印象を受けます。
芋のうま味・甘味を引き出す事を考えて料理しました。
長きにわたり、日本を代表する和食の名店「なだ万」料理長を務め、かつて日本中に話題を振りまいたテレビ番組「料理の鉄人」では、二代目「和の鉄人」としてその名誉をものにした、日本を代表する和食職人中村孝明氏。
伝統的な和食にとどまらず、その可能性をさらに広げ、ARIAKE店を皮切りに、伝統的な和食と、創作和食いずれも楽しめる店を作った。現在で横浜・名古屋に2店舗・高松と合計5店舗の店を構える。
和食の大御所中村孝明氏だが、氏の造る料理は常に新しさを感じさせる。伝統的な技と、中村孝明氏の豊かな感性のなせる技をこの場所を実感してほしい。
【中村孝明 ARIAKE】
住所:東京都江東区有明3-7-11
有明パークビル2F (東京ベイ有明ワシントンホテル隣接)
TEL:03-3599-3636
営業時間
11時〜15時30分(LO15時)
17時〜22時(LO21時)
定休日:不定休
平均予算:昼2,000円 夜5,000円
*MENU*
ランチ
■御膳物:1,200円〜
■ミニ懐石:3,800円
■ランチ懐石:5,000円〜
ディナー
■ミニ懐石:3,800円
■ディナーコース:5,500円〜
■一品料理:500円〜