サクッ フワッ の感触が虜になる!
幸せな気分に包まれる、新感覚の焼菓子
●フランス菓子16区
今現在、ほとんどの洋菓子店で手に入れることができるようになった焼菓子・ダックワーズ。しかし、このお菓子が日本生まれ、しかも九州・福岡のある洋菓子店のオーナーが考案したものということを知る人は多くはありません。福岡市中央区薬院にある「フランス菓子16区」のオーナーシェフ三嶋隆夫氏は、大女優カトリーヌ・ドヌーブなどを顧客に持つパリの洋菓子店「アクトゥール」で日本人初のシェフを務めた人物。その際、“和菓子の最中に相当するような洋菓子ができたら…”と試行錯誤の末、出来上がったのがこのダックワーズです。本場フランスのパティシエも唸らせたこのダックワーズ、一度、口に入れた瞬間から違いが分かります。
まず、サクッとした歯触り。なのにその後に続くフワッとした食感に、誰もがときめきを覚えます。すぐさま口の中にはアーモンドの香りがいっぱいに広がり、サンドされたキャラメルクリームの甘さとほろ苦さのコラボレーションにうっとり。次の一口はもっとじっくり味わいたい…、その次の一口は温かいホットコーヒーと…、それともお気に入りの紅茶と一緒に…?そんなスイーツ思考の連鎖が止まりません。
オーナーシェフ・三嶋氏のこだわりは材料だけでなく、それ以上とも言われるほどの鮮度。「自分の作ったものは自分の目の届く範囲で売りたい」というポリシーを持ち、「フランス菓子16区」は1981年のオープン以来、一切多店舗化していません。そんな誠実さも、ここのダックワーズが愛され続ける理由かもしれません。